OpenVPN が Windows8 で接続できなかった時にやった事



Windows8 に OpenVPN クライアントを入れた時に接続ができなかった時に行った設定。ちゃんと記録を取っていなかったのだけど、数時間はまったので書いておきます。

問題1: 64-bit 版でTAPアダプターがインストールできない

OpenVPN の 64-bit 版をインストールしたら、なぜか同時にインストールされる筈の TAP アダプタがインストールできなかった。(途中で「失敗しました」という小さいメッセージボックスが出た後、OpenVPN本体のインストールが完了する。)

一旦アンインストールし、32-bit 版をインストールする事でインストールができた。
なおこのとき、OpenVPN本体は C:¥Program Files(x86) の下に入るのだけど、TAPアダプターは C:¥Program Files¥TAP-Windows¥ にディレクトリが作成される。

問題2: 接続ができない

接続にはOpenVPNプログラムを管理者権限で動かす事とファイアーウォールで通信を許可する設定が必要なのだけど、その設定を行っても

Route: Waiting for TUN/TAP interface to come up…

というログが出て接続ができない。

これは、TAPアダプタ(以下のファイル)にも管理者権限での起動とファイアーウォールを開けておく設定が必要だった。

C:\Program Files\TAP-Windows\bin\devcon.exe

Windows8のプログラム実行権限と通信の設定場所

管理者権限でプログラムを起動する設定は、exeファイルを右クリックして表示されるプロパティから「互換性」タブの中にあります。

ファイアーウォールの設定は、[コントロールパネル]->[システムとセキュリティ]->[Windows ファイアウォール]->[Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可する] にあります。